SDGsの達成に向けて

SDGsへの賛同

SDGsとは、「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)」の略称で、17の目標と169のターゲットで構成され、2015年9月に、国連で「持続可能な開発のための2030アジェンダ」として採択されたものです。SDGsでは「すべての人々にとってより良き世界をつくる」ことを目標に、その実現に向けて国連加盟国に取り組みを求めており、政府だけでなく企業にも主体的に取り組むことを求めています。大気社グループは、グローバルに事業を展開する企業として、世界全体で取り組む共通目標であるこれらの目標を支持しています。

大気社グループが事業を通じて貢献する主なSDGs

大気社グループは、持続可能な社会の実現のために世界全体で取り組む共通目標であるSDGsを支持し、より事業への結びつきが強い目標を中心にSDGsの達成に向けた取り組みを進めています。

SDGs達成に向けた主な取り組み

目標2:持続可能な食と農業

  • 植物工場事業への取り組みを通し、安定して食料が生産・供給できる持続可能な農業の推進に貢献
    (天候に左右されず365日安定した計画栽培 / クリーンな環境での完全無農薬栽培 / 徹底した衛生管理による安心・安全な野菜づくり)
目標2:持続可能な食と農業

目標3:すべての人に健康と福祉を実現

  • 医薬品の製造プロセスでの最適環境の実現に、当社固有の高度な室圧制御技術や、これまで多く手がけてきた実績・ノウハウを生かし貢献
  • 空調制御技術を用いた新型コロナウイルス感染防止への貢献
    • 医療従事者向けにウイルス感染リスク低減を実現する移動式高性能エアバリアユニット「Air Infection Block Plus(通称AIB⊕)」を開発
    • ウイルス感染リスク低減仕様・避難所用シェルター「バリアーキューブ」を開発
  • VOCを無害化する排気処理技術により、大気汚染防止に貢献
目標3:すべての人に健康と福祉を

目標7:クリーンなエネルギーへのアクセスの確保

  • エネルギー効率の高い技術の開発・普及の促進
  • 太陽光・風力・水力・地熱・太陽熱・バイオマスなど再生可能エネルギーの導入
  • 水素などを含む次世代エネルギーの取り込み
  • 自動車塗装設備におけるさらなる低温排熱回収の検討、コンパクト化、乾燥炉焼き付け温度低温化などの技術開発の推進
目標7:エネルギーをみんなに、そしてクリーンに

目標9:持続可能な産業化の推進

  • IoT・AIなどを活用した新たなソリューションの開発推進
    • 工場・ビルのスマート化に応えるために、革新的なICT技術を取り入れ、生産装置の稼働状況・人員・室内環境データをもとに循環風量を制御する空調システムを開発
    • IoT・AIを活用して塗装工場における稼働停止や品質不良発生時の要因解析を行うシステムの開発・事業化
  • 自動車塗装システムにおけるロボット技術を応用し、さまざまな工程の自動化に取り組む
  • 高塗着効率塗装システムの開発・商品化(100%塗着効率を目指す)
目標9:産業と技術革新の基盤をつくろう

目標11:持続可能な都市および人間居住の実現

  • 誰もが健康で快適に暮らせる持続可能かつ強靭な建築設備の構築
  • 建築設備の長寿命化への取り組み
目標11:住み続けられるまちづくりを

目標12:持続可能な消費生産形態の確保

  • 施工現場における廃棄物の排出削減、化学物質の適正管理
  • 大気・水・土壌への放出削減
  • 竣工・引き渡し後の建物使用者のエネルギー管理
  • 環境負荷の小さい建築設備の提案・供給、グリーン調達の推進
  • 植物工場産野菜のロングライフ化により食物ロス削減
目標12:つくる責任、つかう責任

目標13:気候変動とその影響への具体的な対策

  • 当社の設計施工による設備の運用段階におけるCO2排出に関し、長期的な削減目標のもと積極的に排出削減に取り組み、脱炭素社会の実現に貢献
    • [環境システム事業]2013年度を基準年とし、2030年までに25%削減、2050年までに80%削減を目標とする
    • [塗装システム事業]2050年には自動車1台あたりCO2排出量の実質ゼロ化の実現を目指す(自社独自の自動車塗装ラインのエネルギー試算モデルによる)
  • 気象変動や自然災害に対するレジリエンス・適応策の一環としての植物工場事業の推進
目標13:気候変動に具体的な対策を