マテリアリティ

大気社では、優先的に取り組むべき経営上の「重要課題」として、「マテリアリティ」を特定しています。
「10年プラン2035」(2025年5月策定)を踏まえ、このたび、既存のマテリアリティ体系の大枠は維持しつつ、主に事業戦略、DX戦略の要素を加味し、更新しました。今後も、事業環境の変化や新たなリスク・機会の出現、社会的要請やステークホルダーの期待などを鑑み、継続的にマテリアリティの見直しを行い、持続的な価値創造の実現を目指していきます。

マテリアリティ特定プロセス

社会的責任に関わる従来型・網羅視点の各種フレームやガイドラインに加え、統合報告フレーム、SRI(社会的責任投資)の視点、グローバルリスク、SDGsなど、サステナビリティを取り巻く新たな課題も幅広く考慮に入れ、マテリアリティ候補を設定しました。外部基準による重みづけ評価として外部フレーム・ガイドラインに基づいた、社会全般の認識としての重みづけに加え、当社の主要な顧客のマテリアリティに基づいた客先目線の重みづけを定量化・可視化しました。

  • 候補リスト策定(課題の抽出)

  • 重要度の評価(外部ステークホルダーの視点・事業へのインパクトの視点の2軸)

  • 妥当性の確認・討議

  • 特定(更新)

マテリアリティ

目指すべき方向性
「持続的な価値創造の実現」を可能とするビジネスモデルの構築

左右にスワイプ可能です

マテリアリティ リスクと機会 目指す姿
事業戦略 「成長産業」への積極展開
リスク
  • 「半導体・電子部品」「モビリティ」「バッテリー」「バイオ・医薬品」「データセンター」の5つの重点注力市場での競争力の劣後による事業機会の喪失
  • 5つの重点注力市場の市況見通しの変化
機会
  • 「半導体・電子部品」「モビリティ」「バッテリー」「バイオ・医薬品」「データセンター」の5つの重点注力市場での事業機会の獲得
「半導体・電子部品」「モビリティ」「バッテリー」「バイオ・医薬品」「データセンター」の5つの重点注力市場でのプレゼンスの確立
グローバルな地域戦略
リスク
  • グローバルな産業構造・サプライチェーンの変化
  • カントリーリスク(政治・経済情勢の変化)
機会
  • 日本国内市場での競争力の維持・向上を図り、安定した収益を確保
  • これをベースに「アジア」「北米」「欧州」など成長性の高い海外市場での飛躍的成長を実現
「収益性の安定した国内市場」で確かな成果を挙げつつ、「成長性の高い海外市場」で飛躍的な成長を実現
「非日系企業」の開拓
リスク
  • 「非日系企業(海外企業)」の開拓に必要な経営資源および競争力の欠如
機会
  • 「アジア」「北米」「欧州」の非日系企業の開拓による新しい事業機会の創出
グローバルな産業界をターゲットとする顧客基盤の強化(日系企業に依存した収益構造からの脱却)(業績に占める非日系企業比率の拡大)
知的資本戦略 「GX&DX技術」の高度化
リスク
  • デジタルを活用したGXエンジニアリング技術の高度化が進まず、既存顧客の離反や新規顧客の獲得機会の減少を招く
機会
  • あらゆる産業で進展する「グリーン化」「スマート化」ニーズを捉えた優れたGX・DXソリューションで事業機会を創出
グローバル先端産業の「グリーン&スマートファクトリーシフト」を支える先進的エンジニアリング会社への進化
人的資本戦略 人的資本の質的・量的拡充(採用・育成)とビジネスプロセス変革
リスク
  • グローバル戦略を支える人材が不足する
  • 人材の獲得競争激化による人材流出
  • イノベーションを創出できる人材の不足
機会
  • ビジネス機会の拡大に対応するための人材の質的・量的な拡充
  • 優秀な人材確保と育成による人的資本拡大
  • 新事業の創出や、革新性のあるサービスの提供につながる
成長戦略を支える人材を「競争力の源泉」の中核と位置づけ、人材ポートフォリオ・マネジメントを基軸に充足、増強
働きやすい職場環境の整備
リスク
  • 職場環境の影響による優秀な人材の流出
  • 社員エンゲージメントの停滞・低下、労働生産性の低下
  • 長時間労働による三六協定違反、健康障害の発生
  • 介護や育児を理由とする離職の発生
機会
  • 革新(イノベーション)を生み出し、ワクワクする職場風土
  • 多様な人材が挑戦し、能力を発揮できる職場環境
  • 労働生産性の向上、健康力・モチベーションの向上
Open Challenge & Quick Responseの企業風土のもと、多様な人材・知見が融合し、新たな価値を継続的に創出
自然資本/環境戦略 気候変動の緩和と適応
リスク
  • 気候変動に伴う顧客の行動変化に対応が遅れることで事業機会を逸失
  • 炭素税の導入などの政策・法規制等の実施・変更に伴うコスト増大、戦略見直し
機会
  • 低炭素・脱炭素ニーズの高まりによる事業機会の増大
  • 気候変動課題への貢献を通し新たなビジネスを創出
世界共通のテーマである気候変動課題に対し、温室効果ガスの排出削減と吸収の対策を行う「緩和」と気候変動の被害に備える「適応」の両面からソリューション提供に取り組み、経済的価値と社会的価値の両面から企業価値向上を実現
資源循環への適応
リスク
  • 社会的ニーズへの対応不足による事業機会の逸失、レピュテーションリスクの増大
機会
  • 大気汚染防止や環境負荷低減ニーズへの対応
当社独自の排気処理技術を活用し、VOCなどの大気汚染物質の低減・除去・無害化に取り組むことで、自然との共存という社会課題の解決に貢献し、経済的価値と社会的価値の両面から企業価値が向上
経営基盤の強化 「取締役会」の実効性の強化
リスク
  • 取締役会の実効性の低さによる経営の質的低下(不祥事の発生、経営判断の質的低下、株主投資家およびステークホルダーからの信頼喪失、組織の硬直化・変革停滞 など)
機会
  • 企業価値の持続的な向上(リスク管理の強化、経営判断の質的向上、株主投資家およびステークホルダーからの信頼関係の強化、柔軟で迅速な企業経営 など)
「取締役会の実効性」の向上による持続的な成長と適切なコーポレート・ガバナンスとの両立
「事業推進・モニタリング体制」の強化
リスク
  • 成長戦略の継続性の欠如と企業リスクの増大
機会
  • 適切なリスクテイクによる成長戦略の実現
長期戦略・中期経営計画の目標達成に向けた戦略施策を推進するための組織体制の強化と実践状況のモニタリング
「グループグローバル経営基盤」の強化
リスク
  • グローバル成長戦略の停滞および関係会社リスクの増大
機会
  • 中長期的な成長ドライバーである「海外市場」におけるグローバル経営基盤の確立、制度整備
真のグローバルエンジニアリング企業にふさわしいグループグローバル経営基盤の確立
DX戦略 業務効率化と高収益体質化
リスク
  • DXによる業務プロセス改革の停滞による生産性の低迷、収益性の低下
機会
  • デジタル基盤を核とした業務プロセス改革による業務効率の向上と高収益体質化
業務効率の飛躍的な向上と大幅な高収益化の実現
新たな価値の創出と提供
リスク
  • デジタル技術を活用した価値創造での劣後
機会
  • データ分析とシミュレーションを活かした新しい価値の創造
R&D強化と先端デジタル技術の駆使により価値あるエンジニアリングを提供
グローバルDX基盤
リスク
  • グローバルデジタルガバナンスの整備の遅れに伴うグローバル成長戦略の停滞
機会
  • 海外拠点間の国・地域を超えた連携・共創の促進
グローバルデジタルガバナンス基盤の整備