• English
  • 中文

文字サイズ

標準

大きく

印刷する

トップメッセージ

株主・投資家の皆さまへ

株主・投資家の皆さまには、平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼申しあげます。 さて、このたび当社第74期第2四半期連結累計期間(2018年4月から2018年9月まで)を終了しましたので、概況につきましてご報告申しあげます。

当第2四半期連結累計期間の事業環境について

国内の環境システム事業において、ビル空調分野では、前期に引き続き首都圏におけるオフィスビルの建設需要が高い状況が続きました。産業空調の分野でも、スマートフォンや自動車電装品向け電子部品メーカーによる投資が活発に行われました。一方、海外市場では、現地における人件費の上昇や為替の円安傾向などの要因により、日系顧客の投資が少ない状況が続きました。
塗装システム事業に関しては、中国、インド、アメリカなどで積極的な投資が行われましたが、米中貿易摩擦やNAFTAの再交渉などの影響により先行き不透明感が続いています。

当第2四半期連結累計期間の業績について

大気社グループにおける当期の業績について、受注工事高は塗装システム事業での減少を環境システム事業が補う形で、前年同期に対し71億円増加し、1,185億円となりました。完成工事高は環境システム事業では増加したものの塗装システム事業で減少し、前年同期に対して21億円下回る988億円となりました。
利益面について、塗装システム事業では、前年同期とは異なる北米のプロジェクトにおいて採算が悪化しました。一方、環境システム事業は好調に推移しました。その結果、経常利益は前年同期に対し3億円増加し、38億円となりました。
また、親会社株主に帰属する四半期純利益はGeico社に関わるのれんの未償却残高の一時償却として、のれん償却額を特別損失計上したことにより、前年同期に対し13億円減少し、9億円となりました。

今後の取り組みについて

環境システム事業の国内事業については当面、好調な国内市場環境が続くと思われますが、その状況に甘んずることなく、さらなる施工品質の向上や技術提案型受注活動を実践しながら、顧客維持と新規顧客開拓に取り組んでいきます。
また、当社は現在東アジアやASEAN10か国に拠点を置いています。海外事業について、今後は顧客の投資動向に合わせ、各地域で安全・品質・納期・メンテナンスサービスを国内並みに対応できる体制を構築すべく、事業環境の変化に合わせた拠点の経営・事業体制の改善を進めていきます。
中長期的な成長に向けては、新規事業や周辺事業の拡大を目指し、植物工場ビジネス、超高性能環境試験装置、VOCガス完全除去装置をはじめとする環境ビジネスの取り組みを引き続き強化していきます。
一方、塗装システム事業においては、第一に連続した採算悪化事象の発生を踏まえ、原点に立ち返り、改めてプロジェクトにおけるあらゆるリスクの洗い出しとその防止策の検討に取り組んでいきます。
 第二は技術力の強化です。塗装システム事業では技術の差別化を図るために、まず主軸である自動車塗装設備について、より高度な顧客ニーズへの対応を目指します。
さらに中長期的な事業拡大を見据え、自動車の領域で培ったノウハウを生かして航空機、鉄道車両などの塗装設備の自動化システムを拡充し、大気社ブランドの確立を目指していきます。
なお、これらの取り組みを推進するための研究施設として、現在、神奈川県座間市に新たな開発統合センターの設立を進めており、今期中に完成する予定です。
当社はすべてのステークホルダーから高い信頼と評価を得られるよう、引き続き経営目標達成のために全力をあげて取り組んでまいります。今後とも変わらぬご支援・ご鞭撻を賜りますようお願い申しあげます。

代表取締役社長 加藤考二


ページの上部へ