鉄粉除去システム
前処理装置|ワーククリーン化技術
前処理装置とは?
前処理装置は塗装の初工程被塗物表面の付着ゴミや油分を除去し、金属系の被塗物に化成皮膜を形成する装置です。前処理装置によって被塗物に塗膜との密着性や金属材料の防錆力が付与されます。
ワーククリーン化技術とは?
塗装不良の中で、最も多い欠点数はゴミブツ不良であり、前処理工程における要求機能としてワーク付着ゴミの除去が必要です。当社では高圧洗浄システムI-LASをはじめ、各種のワーククリーン化技術を提供します。
- 生産性を高めたい
概要
大気社の前処理装置は不良要因の大部分を占める鉄粉を効率的に除去します。
- 予備洗浄工程ではデリュージスプレーを使用し、ボディから鉄粉を除去し、パラレルセパレータで分離します。
- 脱脂工程では対向流循環により鉄粉を入口底部に集めて捕集します。
- 水洗工程では高圧スプレー(I-LAS)により鉄粉をボディ表面から除去します。
特長
- 前処理装置最初の工程(予備洗浄フラッドスプレー)から最後の工程(化成後水洗 I-LAS)まで、各工程にボディからの鉄粉除去対策を準備しています。
- ボディから除去した鉄粉は、各種セパレータで捕集し、系外へ除去します。セパレータには、パラレルセパレータやサイクロンセパレータなどをご用意しています。