I-LAS

前処理装置|ワーククリーン化技術

大気社の技術

前処理装置とは?

前処理装置は塗装の初工程被塗物表面の付着ゴミや油分を除去し、金属系の被塗物に化成皮膜を形成する装置です。前処理装置によって被塗物に塗膜との密着性や金属材料の防錆力が付与されます。

ワーククリーン化技術とは?

塗装不良の中で、最も多い欠点数はゴミブツ不良であり、前処理工程における要求機能としてワーク付着ゴミの除去が必要です。当社では高圧洗浄システムI-LASをはじめ、各種のワーククリーン化技術を提供します。

こんな課題を解決できます

  • 生産性を高めたい

概要

I-LAS(Impact Blast Washer System)は、大気社が開発した高効率水洗システムです。
独自の設計基準により、最適最小限の水量・圧力で効率良くボディ表面の鉄粉などを除去し、ゴミブツ不良撲滅に貢献します。電着研ぎの工数削減(ノンサンディング)を目指します。

特長

  • 効率よくゴミブツを除去

    塗装不良の中で最も件数が多いのがゴミブツ不良で、多くが塗装前の車体工程から持ち込まれる鉄粉類(溶接スパッタなど)が除去できなかったものです。
    車体に付着する前処理・電着系のゴミブツ付着パターンは下図の通りですが、I-LASの導入によって、このうち①②③のパターンのゴミブツの多くを除去することができます。
    大気社では、高圧水洗における独自の指標値を実験的に把握しており、I-LASでは最適最小限の水量・圧力で効率よく①②③パターンのゴミブツを除去します。

  • 特許登録済み