ロータリー式RTO・横型ロータリー式RTO
VOC除去技術
VOC除去技術とは?
大気社は、各種の排ガス処理・集じん装置や排水処理システムまで、広い範囲にわたる環境保護装置をご提供しています。ここでは、各種工場から排出される有機ガスを処理するための排気処理システムをご紹介します。
- 大気汚染を防止したい
- CO2の削減・エネルギー効率を高めたい
- 限られた空間をうまく使いたい
ロータリー式RTO(RTO:Regenerative Thermal Oxidizer)
概要
回転式切替弁をもった蓄熱式熱交換器を組み込んだ排気処理装置です。
HC処理効率は 99%以上、熱回収率は95%を実現しています。
処理風量 50N㎥/min~1,000N㎥/minをご用意しています。

ロータリー式RTO(MarkⅢ 実験機)
特長
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安定した高処理効率と高熱回収率
大気社のロータリー式RTO(縦型)は、8セクタに区分された蓄熱塔に回転分配弁で処理空気を供給・排出するもので、安定した高処理効率と高熱回収率を誇ります。
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リーズナブルなコストで提供可能
2020年からMarkⅢの提供を開始しました。MarkⅢは、回転弁と蓄熱塔の接続ダクトを本体に統合してコンパクト化を実現し、ユニット構造の採用で据付工期も短縮可能となりました。また、回転弁構造や部材の見直しで汎用的に現地製作も可能となり、海外でもよりリーズナブルなコストで提供することが可能となりました。
仕様
ロータリー式RTO処理ガスの流れ
ロータリー式RTO処理ガスの流れを動画にてご覧いただけます。
横型ロータリー式RTO(RTO:Regenerative Thermal Oxidizer)
概要
横型ロータリー式RTOは、従来のロータリー式RTOの切り替え弁をRTO本体の横に組み込み、装置高さの大幅な低減化を実現した新しいタイプのRTOです。
装置高さを低く抑えることで、例えば工場内の山形炉の下への設置なども可能となり、屋内スペースの有効利用が実現できます。また、設置工事費も含めたトータルコストの削減化を図ることができます。従来のロータリー式RTOの設計コンセプトを踏襲していますので、従来製品と同様に、非常に高い処理性能を有しています。
外観
設置例
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※特許登録済み
特長
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安定した高処理効率と高熱回収率
大気社のロータリー式RTO(横型:MarkⅡ)は、6セクタに区分された蓄熱塔に回転分配弁で処理空気を供給・排出するもので、安定した高処理効率と高熱回収率を誇ります。
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省スペース
MarkⅡは特に高さ方向の寸法を低減した省スペースタイプで、乾燥炉下部の燃焼機器スペースへの設置を想定しています。したがって、処理風量も乾燥炉1~2基相当を想定し、50~350N㎥/minとなっています。