行路差型消音器
音響制御技術
音響制御技術
大気社では音響試験設備と自社開発の音響解析ソフトによる実験と解析に基づき、ダクト用消音器や室外機用防音装置などの消音技術開発の高度化と迅速化を図ってきました。
- 騒音を減らしたい
概要
行路差型は図1に示すとおり、元の騒音を行路長の異なる2つの行路に分岐し、合流部で重ね合わせにより消音するものです。図2は消音チャンバに125Hzにチューニングした行路差型を組み込んだ例です。
図1 行路差型の消音メカニズム
図2 行路差型の実施例(1)行路差型を適用したチャンバ
図2 行路差型の実施例(2)消音量比較
特長
音は波であることに着目し、伝搬経路長を変え位相をずらし、それらを合成することで打ち消し合う特性を利用した消音装置です。