アクティブノイズコントロール
音響制御技術
音響制御技術
大気社では音響試験設備と自社開発の音響解析ソフトによる実験と解析に基づき、ダクト用消音器や室外機用防音装置などの消音技術開発の高度化と迅速化を図ってきました。
- 騒音を減らしたい
概要
アクティブノイズコントロールは20数年前に脚光を浴びた技術ですが、普及には至っていません。普及しない理由には高価格であるほか、性能が期待どおりに得られないこともあります。大気社では、多チャンネルアクティブノイズコントロールによる高性能化に取り組んでいます。図1は3チャンネルシステムの実験例で、（2）の測定結果に示すように従来の1チャンネルシステムに対し、大幅な性能向上を図ることができます。
図1 アクティブノイズコントロールの実験例（1）実験装置
図1 アクティブノイズコントロールの実験例（2）測定結果
特長
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高い消音効果
経路の騒音を計測し、その逆の位相を与え打ち消しあうことで消音効果を生み出す消音装置です。ダクト内の騒音は中・低周波が中心であり、アクティブノイズコントロールはこの中・低周波の消音に高い効果を発揮します。