i-Sanding

ロボットシステムインテグレート|自動研磨ソリューション

大気社の技術

ロボットシステムインテグレートとは?

ロボット / 周辺装置 / ツールそれぞれを集めるだけでは期待する自動化はできません。当社はロボットシステムインテグレータ(ロボットSIer)という役割で、ユーザーの現場課題を分析し、最適なシステム、装置をご提案、ご提供します。

自動研磨ソリューションとは?

当社ではロボットに研磨ツールを搭載し、研磨力が一定の状態で塗膜表面を研磨するシステムを提供します。研磨負荷を検出するシステムを搭載している点を特長としています。付帯設備として研磨機からの集塵装置や研磨材の自動脱着装置なども準備しています。

こんな課題を解決できます

  • 生産性を高めたい
  • 設備効率・塗装品質を高めたい
  • 労働環境改善・自動化をしたい

概要

i-Sanding(自動サンディングシステム)は、ツールの力と位置と研磨負荷を高速リアルタイムセンシングフィードバック制御することにより高速高品質での研磨システムを提供します。
また、研磨材を最大限使用することにより、研磨材交換周期を伸ばし、使用枚数を削減することが可能です。

i-Sanding 機器構成 外観写真

  • 特許出願済み

特長

  • 研磨時間の短縮

    ロボットによる高い押付圧で研磨を行うことで、短時間で研磨することが可能です。
    電動サンダーを用いれば、高いトルクによりさらに研磨時間を短縮できます。

    1㎡、75μm研磨するのに必要な時間の比較(対象塗膜は航空機用上塗り):手動+エアサンダー:22min、Robot+エアサンダー:15min、Robot+電動サンダー:10min、Robot+3ヘッド電動サンダー3.3min。Robot+電動サンダーは、手動+エアサンダーと比較して、研磨時間55%削減。
  • 研磨膜厚均一化および研磨剤使用量の削減を実現

    自動サンディングシステムはツールの力と位置と研磨負荷を高速リアルタイムセンシングフィードバック制御しています。そのため、どのような向きに対しても、高品質な研磨を安定して提供することを可能としています。

    研磨量比較(研磨量目標値:12.9μm):マニュアル研磨:16±15μm、自動研磨:13±2μm。

    また、手動での研磨(従来方式)に対して、均一な研磨量で研磨することで、研磨材を最大限使用することができます。そのため、研磨材交換周期を伸ばし、使用枚数を削減することが可能です。

    研磨時間×研磨量(対象塗膜は航空機用上塗り、総研磨距離は70m):当社独自システムは従来方式に比べ、研磨膜厚均一化および研磨材使用量の削減を実現。
    • 特許出願済み
  • 労働環境の改善が可能

    研磨の際に発生する研磨粉は、集塵装置により回収されます。研磨と同時に集塵するため、研磨粉を周辺に撒き散らすことがありません。そのため周辺労働環境を改善します。また、フィルタ逆洗パルスエアー機構が付いており、長期間目詰まりすることなく吸引し続けます。また、フィルタは水洗いができるため、メンテナンスが容易です。

カタログ