予備洗浄マイクロバブル

前処理装置|脱脂技術

大気社の技術

前処理装置とは?

前処理装置は塗装の初工程被塗物表面の付着ゴミや油分を除去し、金属系の被塗物に化成皮膜を形成する装置です。前処理装置によって被塗物に塗膜との密着性や金属材料の防錆力が付与されます。

脱脂技術とは?

被塗物表面からの油分除去が不完全な場合には、適正な化成皮膜が形成されず、防錆力の低下や塗膜不良などの品質不良が発生します。当社ではマイクロバブルの活用など脱脂機能を向上するさまざまな技術を提案します。

こんな課題を解決できます

  • CO2の削減・エネルギー効率を高めたい

概要

脱脂洗浄の前工程(予備洗浄工程)でマイクロバブルを用いることで、効率よく脱脂するシステムを提供します。マイクロバブルは脱脂性能を向上させるメカニズムを持っています。予備洗浄槽は脱脂液に含まれる界面活性剤が含まれており、マイクロバブルを発生させる環境として最適です。

特長

  • 予備脱脂レス

    マイクロバブルにより予備洗浄工程の脱脂性能を上げることにより、予備脱脂工程レスを実現します。

    高効率洗浄システム(予備脱脂レス)は現行ラインと比べ、前処理全体に対してランニングコストを13%減、また工程長を11%削減します。※年間生産台数24万台相当
    • 特許出願済み
  • 予備洗浄槽の低温化

    予備洗浄工程にマイクロバブルを導入することで、油分除去性能を保ちながら、予備洗浄槽温度の低温化を実現します。

    例)46℃ → 35℃

紹介動画

予備洗浄マイクロバブルの脱脂効果を動画でご紹介します。