省エネ空調制御

塗装ブース|省エネ技術

大気社の技術

塗装ブースとは?

塗装ブースでは被塗物に中塗り・上塗り塗装が施され、意匠性が付与されるとともに、下塗り塗膜を紫外線や風雨などから保護する塗膜が形成されます。装置が大型化するためコンパクト化や空調制御による省エネ技術などが重要視されます。

省エネ技術とは?

塗装ブースは塗装工程の中で最もエネルギーを消費します。当社は、省エネ空調制御システムや排気リサイクルシステムなど省エネにつながるシステムを数多く開発し、納入しております。

こんな課題を解決できます

  • CO2の削減・エネルギー効率を高めたい

概要

ブース空調は塗装設備の中で最も消費エネルギーの多い装置です。
大気社の省エネ空調制御システムは、外気温に応じて自動的に最適制御ポイントを決定し、最も省エネとなる運転方法を選択します。
ウィンドウ制御とは、許容される温湿度管理幅を有効に利用した制御方式です。
また、溶剤塗装における温度と相対湿度を基調とした制御や、水性塗装における飽和度を基調とした制御など、さまざまな制御形態に対応します。

制御システム画面 ①

制御システム画面 ②

特長

以前は、塗装ブースの温湿度は季節別に3種類程度の設定値で運用されていたり、1年間を通じて一定値で運用される事例もあり、ブース空調には多大なエネルギーを要していました。
しかし、省エネ指向も強くなっており、ある程度の許容範囲をもって運用される考え方も普及してきました。
大気社は、これらの状況に対応し、定められた許容範囲の中で最も省エネとなる設定値を自動演算して定めるシステムを提供します。
この省エネ制御による効果(消費エネルギーのCO2排出量換算)は、当社独自の試算基準ですが、20%近くのCO2削減となります。