セル型ブース
塗装ブース
塗装ブースとは?
塗装ブースでは被塗物に中塗り・上塗り塗装が施され、意匠性が付与されるとともに、下塗り塗膜を紫外線や風雨などから保護する塗膜が形成されます。装置が大型化するためコンパクト化や空調制御による省エネ技術などが重要視されます。
コンパクトブースとは?
塗装ブースの大型化を抑制する目的としてコンパクトブースを提案し、あわせて空調器のコンパクト化も提供することで、省エネに貢献します。
- CO2の削減・エネルギー効率を高めたい
- 限られた空間をうまく使いたい
概要
モジュール化された塗装ユニットで、この塗装モジュールは方向を問わず自在に配置できることが大きな特長です。
この特長を最大限に活かすことで、大幅な省エネルギー、省スペースを実現できるライン設計が可能になります。
特長
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運用の自由度が高い
近年の自動車生産には、単一車種のマスプロ生産でなく、多車種の混流生産が要求されています。当然、車種ごとに塗装仕様も異なるため、塗装に要する時間も車種ごとにまちまちとなります。
従来の連続塗装ラインでは各車種の中で最大の塗装サイクルタイムに合わせてライン設計を行うため長大なレイアウトになりがちですが、セル型ブースは個々の塗装モジュールで塗装を完結するため運用の自由度が高く、多車種混流生産に適しています。 -
工場内のレイアウトに適した配列が可能
また、各塗装モジュールのアクセス方向も自由度が高いため、直線配列はもとより、ハニカム状の配列など工場内のレイアウトに適した配列が可能です。
将来、増産やレイアウト変更が考えられる場合も、柔軟に対応できます。