温度成層空調システム
大空間空調技術
大空間空調技術とは?
工場、ロビー、体育館など天井の高さが高い大空間の人がいる部分(機器など設置される部分)のみを効率よく空調し、快適環境を提供する技術です。
- 快適な空間をつくりたい
概要
生産機械、製品、作業者に優しい工場用空調システム
冷凍機容量が大幅に低減されます。
大空間エリアに対して居住域部分のみ空調を行い、快適性と省エネルギーを両立させるシステムです。
特長
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大幅なコスト低減
作業ゾーンに的を絞って冷房するため、冷熱源容量が従来方式の50-70%となり、大幅なコスト低減が図れます。
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快適作業空間
作業域はドラフトを感じることなく快適です。
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温熱環境
生産機械や製品の精度を安定的に保持する温熱環境が得られます。
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保守管理が容易
シンプルなシステムで保守・管理が容易です。
ダクトシステム
関連サービス
エアフューズシステム(暖房時用)
上昇してくる暖気を作業域へ再度送風し、暖房効果を高め、省エネルギーを図ります。



さらに詳しく知る
温度成層空調システムによる工場内垂直温度分布の例

上図のように冷房時の工場内は、はっきりした層状の温度分布になり、作業ゾーンだけが有効に空調されていることがわかります。
下の写真は冷房時の空気の流れを示しています。
床面から高さ約3mの位置に冷気境界面がはっきり見られます。