風洞技術
環境試験設備|気流制御技術
環境試験設備とは?
豊富な実績をベースに高品質でコンパクトな設備を実現、省エネで高精度な環境試験を提供します。
気流制御技術とは?
自動車の開発では、実車による走行テストの前に空力特性および走行性能の測定が必要になります。試験項目によって渦発生のない整流をした気流やエンジンの回転速度に合わせた気流を作り出し、走行時の再現を行います。
- CO2の削減・エネルギー効率を高めたい
- 監視・制御したい
概要
風洞は、風を人工的に起こす装置です。風洞の中で自動車、高速列車、航空機、構造物などの空力特性を計測することにより、製品開発・設計のためのデータを得ることができます。
空力特性改善やエンジン効率改善は、自動車の燃費改善に必須の技術です。
風洞は地球環境保全に貢献する技術を支える設備でもあります。
大気社は固有技術を結集し、高性能ゲッチンゲン型(循環式)風洞を高精度の全鋼板製工法の採用により、短工期・低コストでご提供します。
実験目的に見合った要求機能と設置可能スペースに基づき、最適の計画をご提案します。
特長
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高性能の整流を実現
空力計測用の風洞は、縮流洞、ハニカム、スクリーン、ガイドベーンなど、各部で低圧損化や渦発生のない高次な整流が要求されます。
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全鋼板製により短工期・低コストを実現
大型風洞は、ほとんど鉄筋コンクリート製ですが、精度・コスト・納期を重視し、屋内設置の全鋼板製工法を採用しています。鋼板パネル構造の風管は、当社の施工技術により堅牢でありながら短工期を実現しています。
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省エネルギーの調温システムを設置
空気密度は温度により変化しますから、空力計測うえ、温度が安定していることが望ましいと言えます。内部ブリーザ方式の採用で外気空調負荷を大きく削減し、当社の省エネルギー技術を生かした調温システムをご提案します。
設備
車速追従装置
自動車のエンジン効率改善
エンジンの回転速度に合わせて気流を作り出し、実際の走行時に受けるのと同じ風を実験用自動車ボディに送る装置です。温湿度を精密に制御することにより、風洞内にさまざまな気象条件を設定することができます。
施工例
テスト室寸法 | 14.3m(長さ)×7.6m(幅)×3.5m(高さ) |
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ダクト室寸法 | 8.8m(長さ)×7.6m(幅) |
温度条件 | 制御範囲:+10~+50℃ 制御精度:±0.5℃ |
湿度条件 | 制御範囲:30~80%RH 制御精度:±3 %RH以下 |
この装置によって、長期間特定の環境の中で車が走るとボディはどのような影響を受けるのか、またエンジンの燃焼状態やラジエタの性能はどう変化するかなどを測定することができます。
大気社の車速追従装置は、自動車の性能向上による地球環境負荷の低減や安全確保に貢献しています。
主な風洞設備納入実績
レーシングカー空力計測用風洞「風流舎」
- 2000年11月竣工
- 設計監理:株式会社童夢
- 製作:株式会社大気社