エンジン試験用吸気装置

環境試験設備|温湿度制御技術

大気社の技術

環境試験設備とは?

豊富な実績をベースに高品質でコンパクトな設備を実現、省エネで高精度な環境試験を提供します。

温湿度制御技術とは?

製品の性能評価では、使用状態を模擬した温熱環境で試験を行います。再現したい温熱環境にするために、周囲を決められた温湿度に制御する技術が必要です。

こんな課題を解決できます

  • CO2の削減・エネルギー効率を高めたい
  • 監視・制御したい

概要

エンジン単体試験用に空気を供給する装置です。テストベンチ上の設置したエンジンに冷却風を供給する全外気方式の外調機で、出口空気を温湿度一定にします。再熱の加熱源に排熱を利用して省エネを図ります。

特長

  • 制御精度は±0.5℃を達成
  • 0~100%冷却負荷に対応して無停止・無段階制御が可能
  • 外気に排熱として放出される圧縮機出口の高温冷媒の熱を加熱源として、冷却と再熱が可能。冷水方式と比べてCOPが高い
    (年間消費電力は30%低減)
  • 冷凍機、空調機、制御盤が一体となったコンパクト型

エンジン試験用吸気装置の外観

エンジン試験用吸気装置の構造

仕様

基本仕様

温度範囲 15℃~30℃ ±0.5℃
湿度範囲 55%RH ±5%RH
供給風量 400~1,200m3/h
概略外寸 W2100×L16000×D1950mm