コージェネレーションシステム

コージェネレーションシステム

大気社の技術

コージェネレーションシステムとは?

ガスエンジン、ガスタービン、燃料電池などによる発電とそれにともなう排熱を冷暖房・給湯・工場ユーティリティー熱源などに有効利用するシステムを構築し、高効率なエネルギー利用による省エネルギーとランニングコストの削減が可能です。非常時にも発電可能なシステムを構築することにより、BCP対策にも有効なシステムです。

こんな課題を解決できます

  • 安全性・信頼性を高めたい
  • CO2の削減・エネルギー効率を高めたい

概要

エネルギーの有効活用により、ランニングコストを低減

発電機を駆動させる原動機から排出する熱を回収し、温熱源として有効に利用するシステムです。医療施設は年間を通じて、冷暖房、給湯、滅菌用蒸気、照明、医療機器、動力機器など、床面積あたりのエネルギー消費量が大きいため、最適な規模のコージェネレーションシステム(コージェネレーション、CGS)を導入することにより、ランニングコストを削減できます。

特長

  • 安全性・信頼性を高めたい

    自家発電設備として非常時に発電することにより、停電時の電力確保、BCP対策に役立つシステムです。

  • 省エネルギー

    排熱を有効利用することにより、エネルギーの総合利用効率を高め、省エネルギーに寄与します。

  • ランニングコスト削減

    発電による商用電力のピークカットができ、契約電力料金の削減が可能です。
    発電による商用電力使用量の削減と排熱利用による、冷暖房・給湯エネルギー使用量の削減により、総合的な光熱水費の削減が可能です。

導入事例

当社の医療施設へのコージェネレーションシステム納入実績

左右にスワイプ可能です

病院名/場所 台数 熱機関 燃料種別 発電機出力(kW)
分類 エンジン出力(kW)
ガスエンジン ガスタービン ディーゼル 燃料電池
A/北海道 2 該当する 300 A重油 150×2
B/東北 2 該当する 1,000 ガス13A 500×2
C/東海 3 該当する 900 A重油 300×3
D/東海 3 該当する 該当する 1,545 A重油 515×3
E/関東 2 該当する 1,000 ガス13A 500×2
F/関東 1 該当する 214 ガス13A 214
G/近畿 2 該当する 1,400 ガス13A 700×2
H/関西 1 該当する 1,600 ガス13A 1,600
I/四国 2 該当する 360 A重油 180×2
J/九州 2 該当する 400 ガス5C 200×2
  • 出力・熱量などは1台あたり能力

病院増築時のコージェネレーションシステム設置事例

物件概要

場所 北海道
延床面積 約10,500㎡(既存)+6,500㎡(増築部)
ベッド数 約250床
導入の背景 増築部分の用途が個室病室と外来検査部門であり、収益アップを見込めず、ランニングコストの増加を抑えるために、150kW×2台のコージェネレーションシステムを導入

システムフロー

システムフローと運転パターン

システムフロー図
発電機運転パターン(夏期)グラフ
給湯負荷と排熱利用パターン(計画値)グラフ
アクアベント・マークⅡ機能解説図