直膨空調機

直膨空調技術

大気社の技術

直膨空調技術とは?

中央熱源設備が無いクリーンルームや恒温恒湿室などに適用できるインバータコンデンシングユニットを用いた直膨空調機です。大気社独自の直膨空調技術で、省エネ・省スペースで高精度な24時間連続空調が可能になります。

こんな課題を解決できます

  • 限られた空間をうまく使いたい

概要

省エネ・省スペースな空調機で高精度な温度制御が可能

中央熱源設備がないクリーンルームや恒温恒湿室などに適用できる、インバータコンデンシングユニットを用いた直膨空調機を開発しました。無停止・無段階制御による24時間連続空調が可能です。排熱の再利用による省エネで、制御精度は空冷式で±1℃、水冷式で±0.5℃に対応できます。冷水ポンプや水配管が不要になるため、限られた設置スペースを有効に利用することができます。

特長

  • 制御精度は空冷式で±1℃、水冷式で±0.5℃を達成

    大気社独自の制御方法により、高精度の温度制御が可能

  • 0~100%冷却負荷に対応可能

    圧縮機の容量制御とホットガスバイパスの併用により、無停止・無段階制御が可能

  • 排熱利用により、冷却と同時に再熱が可能

    圧縮機出口の高温冷媒を加熱源とするため、冷却と同時に再熱が可能。冷水方式と比べてCOPが高く、年間消費電力を30%低減

  • 省スペースで設置が可能

    冷水ポンプや水配管、クッションタンクが不要なため、冷水方式と比べて設置スペースは約50%低減。限られた空間の有効活用が可能

使用用途

  • 24時間連続空調が必要な室
    汎用パッケージでは圧縮機停止による空調の乱れが発生してしまう
  • 中央熱源(高効率熱源)がなく、中小規模の恒温恒湿室
  • 露点温度制御+再熱温度制御が必要な外気調和機
  • 中小規模のクリーンルームのドライコイル系統(高温型コンデンシングユニットを利用)
  • 冷水では達成できない低露点(例:3℃DP)向け空調機

直膨空調機のフロー図

施工事例