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大気社の強み

大気社の強みとしては、次の3つを挙げることができます。

1、3つの事業分野で安定した収益

当社は「ビル空調設備」「産業空調設備」「塗装システム」という3つの事業分野を持っています。「産業空調設備」と「塗装システム」はメーカーの設備投資が活発な時期に大きく売上と利益を伸ばすことができます。一方、「ビル空調設備」は景気の影響を受けにくく首都圏を中心に一定の需要があります。

また、工事期間は新築案件において「産業空調設備」と「塗装システム」の工事がおよそ1~2年と短いことに対し、「ビル空調設備」の工事は2~7年と長いのが特徴です。
これら3つの事業分野のバランスをとることで外部環境の変化に柔軟に対応し、利益を確保しています。

[ 事業分野別の連結売上高推移 ]

[ 連結当期純利益と配当金の推移 ]

2、強力なグローバルネットワーク

建設業の中でも当社は海外売上比率が非常に高いことが特徴的で、海外に36の連結子会社を持っています(2020年3月末現在)。最初に海外に拠点を設立したのはタイ国で、1971年のことでした。

各産業の日系メーカーの海外進出が加速する中、これらのグローバルネットワークを保有していることは受注活動において強い武器となっています。(2019年3月期の海外売上比率は47.1%)

  • 本社
  • 東京・新宿
  • 国内拠点
  • 札幌、仙台、埼玉、東京、横浜、名古屋、大阪、広島、福岡ほか
  • 研究所
  • 愛川、座間、枚方
  • 海外拠点
  • アジア:
    中国、台湾、韓国、タイ、ベトナム、カンボジア、フィリピン、シンガポール、マレーシア、インドネシア、ミャンマー、インド、ラオス
  • ヨーロッパ:
    フランス、イタリア、ドイツ、ロシア、ハンガリー
  • 北米・中南米:
    アメリカ、カナダ、メキシコ、ブラジル

3、ユニークな事業展開

ほかの空調設備会社にはない、ユニークな事業をいくつか紹介します。

1.塗装システム事業

同業他社とは一線を画し、塗装システム事業というユニークな事業領域を持っています。日系および海外の現地資本の自動車メーカーを主要なお客さまとし、自動車塗装プラントの設計・施工を営み、この分野で世界トップクラスの売上を誇ります。
足元では中国現地資本の自動車メーカーの設備投資が旺盛なことに加えて、日系自動車メーカーの設備投資も回復傾向にあります。

2.NMP (N-メチルピロリドン) 回収装置

環境にやさしい車として今後急速に普及が進むと考えられる電気自動車やハイブリッドカー。このエネルギー源の本命となる「リチウムイオン二次電池」です。リチウムイオン二次電池の製造にはNMP(N-メチル2-ピロリドン)溶剤が不可欠です。そして、製造工程からは大量のNMPを含むガスが排出されます。そのNMPを当社独自の技術により、水分10%以下の高濃度で回収します。回収したNMPは精製し再利用が可能です。
当社独自の技術「NMP回収装置」は国内トップクラスの納入実績を誇ります。

3.新除染システム「ハイパー ドライデコ」

無菌製剤施設や遺伝子実験施設は法令で室内除染を行うことが義務付けられています。従来除染にはホルムアルデヒドが使用されていましたが、ホルムアルデヒドは、人の粘膜を刺激し、人体に悪影響を及ぼすため、2008年の労働安全衛生法関連規則改正によって、除染で使用することが困難になりました。

そこで当社は環境への低負荷性や人体への安全性から過酸化水素に着目。武田薬品工業株式会社と共同で、環境や人にやさしい、新除染システム「ハイパードライデコ」を開発しました。ホルムアルデヒドを使わない環境にやさしい除染システムです。

4.完全人工光型植物工場「ベジファクトリー」

これまで完全人工光型植物工場では、不可能と言われていた結球(玉)レタスの安定量産化が当社技術「ベジファクトリー」により可能になりました。

完全無農薬での栽培が可能で、季節や天候に左右されずに大量の野菜を安定的に生産できます。また、当社独自の技術により、露地栽培に比べ生産期間を2割短縮でき、高効率な照明システムを採用しているため、電気料金を従来の植物工場に比べ75%削減。高効率・低コストを実現しました。

食材の安定調達を必要とする国内外の食品メーカーや外食産業、コンビニエンスストア業界などのお客さまからの受注を目指しています。

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