大気社のアメリカにおける連結子会社が、ホンダアメリカよりメアリズビル工場(オハイオ州)塗装第1ライン新設工事を受注
~高次元での環境対応目指す~
- リリース
- 2016.02.09
株式会社大気社(代表取締役社長:上山悟、本社:東京都新宿区)の、アメリカにおける連結子会社であるTKS Industrial Company(以下、総称して『大気社』)は、このたび本田技研工業株式会社の、アメリカにおけるグループ会社であるHonda of America Mfg., Inc.(以下『ホンダアメリカ』)より、塗装第1ライン新設工事を受注しました。
本プロジェクトは、四輪車を製造する拠点であるホンダアメリカの米オハイオ州メアリズビルにある既存の工場の塗装ライン刷新に伴うものです。今回新設工事が 実施される塗装第1ラインの生産能力は年間22万9千台で、完成後は1985年より 稼動している既存のラインから生産が切り替わります。
プロジェクトの概要
本件は2015年11月に受注し、工期は2015年12月から2017年12月までを予定しています。
大気社の受注範囲は、前処理設備、電着塗装設備、塗装ブース設備、乾燥炉設備、塗料循環設備、搬送設備、作業場、排気処理装置、純水装置、建屋です。
従来型に比べて水の使用量やCO2排出量を削減できる、新型のドライブースをはじめとした さまざまな新技術を盛り込み、高い次元での省エネルギーと環境対応の実現を目指します。
受注の背景
大気社は1981年、アメリカに当社100%子会社であるTKS Industrial Companyを設立以来、同国において、一貫して現地に根ざした事業活動を推進してまいりました。これまで、ホンダアメリカをはじめとするさまざまな自動車メーカーの塗装工場新設・既設改造工事案件を手がけ、豊富な施工実績を積み重ねてきたことに加え、近年では、2014年にロボットを利用した自動塗装システムのエンジニアリング会社であるEncore Automation LLC社(米ミシガン州)と業務・資本提携を締結するなど、さらなる事業の現地化とサービスの拡大も図っております。
一方、日本国内においても当社は、親会社である本田技研工業株式会社に多くの納入実績を有し、同社との間で長年にわたり信頼関係を構築してきました。
今回の受注は、これらの実績やノウハウが高く評価されたことによるものと考えております。
今後について
大気社は世界トップレベルの技術力と、さらなる「現地化活動」による競争力向上により、 今後も世界各地で積極的な事業活動を推進していく方針です。
工事概要
工事名 | ホンダアメリカ メアリズビル工場塗装第1ライン新設工事プロジェクト |
---|---|
工事場所 | アメリカ オハイオ州メアリズビル |
発注者 | Honda of America Mfg., Inc. |
受注時期 | 2015年11月 |
工期 | 2015年12月~2017年12月 |
工事の概要 |
前処理設備、電着塗装設備、塗装ブース設備、乾燥炉設備、塗料循環設備、 搬送設備、作業場、排気処理装置、純水装置、建屋 |
生産能力 | 229,000台/年 |
受注金額 | 2億1千万米ドル |
生産車種 | 乗用車 |
設計・施工 | 株式会社大気社、 TKS Industrial Company |
本件に関する報道機関からの お問い合わせ先 |
株式会社大気社 管理本部広報課 TEL:03-5338-5052 FAX:03-5338-5195 E-mail: mailmast@taikisha.co.jp |
---|